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日本酒の種類や味の違いを調査!日本酒の歴史 [へ~と思うこと]

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日本酒の種類

日本酒の分類は、米の磨きの度合い(精米歩合)によって決まります。
原料のお米の精米の度合いで違います。
吟醸酒となるとお米の表面を3割近く削り取ります。
大吟醸とかなるとそれ以上削り取った物を利用しています。
其のことによって、癖のない味わいのある酒が出来ます。


以下は大まかな分類です。
・大吟醸酒 精米歩合50%以下 (玄米を50%以上削ったもの)
・吟醸酒 精米歩合60%以下
・本醸造酒 精米歩合70%以下
・米と米麹のみで作ったのを純米酒という。(醸造アルコールをつかわない)

上記以外のものを普通酒と呼びます。
普通酒の中でも醸造アルコールが30%以上使用されたものを三増酒(三倍増醸酒)と言います。




味の特徴

吟醸酒

フルーティーな芳香と淡麗でスッキリとした上品な味。なめらかな味わい。
のどごしのなめらかさが特徴。




本醸造酒

香りが高くすっきりとした味わいが特徴です。
きりりとした辛口。
冷でも温でも飲める、酒です。



生酒(なまざけ)

生酒は製造から出荷まで一切、熱処理をしていないお酒です。
しぼりたてのフレッシュな味と華やかな香りが特徴です。保存状態により香りの変化を楽しめます。
熱処理をしていないため、劣化が激しく、冷蔵保存で3ヶ月程度を目安にするといいです。



純米酒

日本酒の内、米と酒麹のみで作られたお酒です。
純米酒の味は濃厚でコクがある風味が最大の特徴です。



普通酒

気軽に味わえる慣れ親しんだ風味といえます。




三倍増醸酒(三増酒)

紙パックのお酒や安い酒は、みんな三倍増醸酒です。
味は…正直美味しくありません。
二日酔いも起こりやすいです。
現在、日本で流通してる7割近くが
三倍増醸酒らしい…


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日本酒の歴史

日本酒の起源は、稲作が始まったわ弥生時代からです。


弥生時代〜大和時代

当時は酒は宗教的な儀式に用いることが多かった。
酒造りは巫女(みこ)の仕事であった。

当時の日本酒の作り方


「口嚼(くちかみ)ノ酒」と言って
当時は、生米を噛んでは容器に吐き戻し、一晩以上の時間をおいて酒を作ってました。


唾液と空気中の野生酵母で発酵させるという方法は、今の時代には出来ないですね…


奈良時代

中国から伝授された米麹による酒造りをするようになりました。

この時代に飛躍的に酒造りが進歩して、多くの人がお酒を楽しみながら飲み会をするようになりました。

奈良時代のお酒は「濁り酒」で、おそらくざるか布で濾(こ)しただけの、白濁した酒であったと推定されています。


平安時代

お酒の種類も多様可してきます。
米と麹のお酒ばかりでなく、小麦を使った酒、麹を多く使った甘口の酒、水で割った下級酒などがありました。
平安時代の田植え歌の中には、
『白き酒、黒き酒、麦の酒』
という歌があるくらいなので、いろいろな酒があるのはごく一般的なことだったようです。



鎌倉時代

酒を作り、人々に売ったり、飲ませたりする「酒屋」が誕生しました。

酒はそれまでの行事の日の特別なものから、嗜好品としての色合いが強くなる。
神社でも酒造りが始まる。
だが、坊さんは禁酒されてました。



室町時代〜桃山時代

大桶を作るようになり、酒の仕込が大量に出来るようになりました。今の酒造りの基盤が、この時代に出来上がりました。
この頃にお酒のブランド(銘柄)が誕生して、時酒文化が花開きます。

また当時の酒屋は資本力を持ち、金融業者を兼ねていることが多かった。


江戸時代

江戸時代といえば、町人の文化。
清酒を大量生産の方法が開発されました。
町民が日常的に飲めるようになり、一気に飲食文化として花開きました。
当時の日本酒は、今と違い水で薄められていて、アルコール度数は低かったらしい。
日本酒は、朱印船貿易により東南アジア各地に作られた日本人町やその国の王族などへ輸出されました。


明治時代〜

酒税が確立し、4今の一升瓶スタイルが誕生しました。
昭和18年には、日本酒に特級という級別制度が始まり、日本酒の品質によって級を付けるようになりました。


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